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レトロな空間、ノスタルジックな喫茶体験ができる純喫茶を紹介する「おはよう純喫茶」。
タバコが吸えるお店や、モーニングセットの情報なども掲載。
本記事を読みながら趣のある朝を想像し、近くを通る際にはそんな趣のある朝を再現してみてはいかが?
関東と関西で同じ名前の地名はいくつかあるが、「日本橋」もその一つ。東は「にほんばし」と読むのに対し、ここ「にっぽんばし」は飲食店が密集した「裏なんば」とも呼ばれるコアなエリア。そんな日本橋の老舗「アドリア」を訪れた。
海外のお家のような外観 photo by よだ なお
レトロな字体の看板を目指していけば、現れたのは海外のお家のような店。瓦屋根やレンガ、ガラスを囲むエレガントな木枠に一瞬で恋をする。
こだわりのインテリアに囲まれたレトロな空間 photo by よだ なお
外は繁華街で車や人が慌ただしく行き交うが、店内は隔離されたように静か。ボルドー色の壁やカーテンがシックで、大人の色気を感じさせる。オレンジ色の照明もムード満点だ。
親子3世代にわたって永く受けつがれた店 photo by よだ なお
祖父母が始めた店のカウンターに、今は親子で立つ。常連の老夫婦が息子さんに「おばあちゃんは?」と尋ねているのを目にして、ここが永く愛されてきた店なのだと改めて感じた。
他にはなかなか出会えない金属製のテーブル photo by よだ なお
不規則な模様の金属製テーブルは、彫刻作品のような重厚さと美しさがある。使い込まれてところどころ変色しているのは、この店とともに生きてきた証だ。
シンプルなモーニングセット photo by よだ なお
カリカリと豆を弾く音が店中に響いたら、湯気の上るサイフォンコーヒーが届いた。全体的に軽く、ほのかな酸味がさらりと喉を通って飲みやすい。薄めのトーストはバターがたっぷりでバターの旨みがダイレクトに感じられ、この店のコーヒーとの相性は完璧だ。
向かいの席では海外旅行客と英語でスラスラと話す息子さん。店名の「アドリア」はイタリアの地名と同じだが、東西の「日本橋」がどちらも活気あるように、この店もイタリアに負けない賑わいを見せている。
施設詳細
喫茶名 | 喫茶 アドリア |
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住所 | 大阪府大阪市中央区日本橋2丁目6−19 |
アクセス | 近鉄日本橋駅下車 徒歩約5分 |
営業時間 | 7:00~16:00 日曜・祝日定休 |
駐車場 | なし |
備考 | モーニングは11:00まで |
よだ なお
「郷土料理(ふるさとごはん)コーディネーター」として、いつものごはんやおやつに日本各地の郷土料理を作って暮らしています。旅という名の、郷土料理&ご当地グルメ調査に出かけるのがライフワーク。調査と試作を経た郷土料理のレシピを、エッセイとともにInstagramで発信中です。本を出すのが夢。
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