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タブレットの台頭により、ペーパーレスの動きが盛んになってきた。
しかし、「本を手に取り読書する」という、利便性だけでは測れない魅力も確かに存在する。
「#ぶらり書店巡り」ではおすすめの本屋さんと、紙の本を探す楽しさを紹介する。
「旅」に関連する書籍を扱う書店「アンダンテ」。2024年11月15日に文京区・千石にオープンした、まだ新しい街の本屋だ。
千石駅徒歩10分。街の本屋として機能する。 photo by 日本の本屋
アンダンテはクラシック音楽などで使われる速度記号のひとつで、イタリア語で「歩くような速さで」という意味を持つ。現代では何かとスピードや効率が求められ、日々があっという間に過ぎていく。
そんな暮らしの中で、本を読んだり、旅をしたりといった日常とは異なる速度で過ごせる時間を大切にしたいという思いを込めて、「アンダンテ」と名付けられたそうだ。
「 旅×文学」の棚。 photo by 日本の本屋
棚にはそれぞれ旅と掛け合わせたテーマがつけられている。 photo by 日本の本屋
棚は「旅」「衣」「食」「住」「遊」「推」と大きく6つに分けられており、どの棚にも知的好奇心をくすぐるような本が並んでいる。
特に「旅」に関する書籍は店舗全体を通して充実しているため、次の旅先を決めるヒントとなる本も見つけられる。
壁一面の本棚。 photo by 日本の本屋
店内は木を基調としたあたたかみのある雰囲気。オープンから間もないが、街行く人が続々と入っては出ていく様子は、すでに街の本屋として機能していることを感じさせる。
カーブした大きな窓ガラスが美しい。 photo by 日本の本屋
店内の様子が外から見える、街に開かれた空間。 photo by 日本の本屋
施設詳細
店舗名 | アンダンテ |
---|---|
住所 | 東京都文京区千石4-39-17 |
アクセス |
都営三田線千石駅 徒歩2分 |
営業時間 |
平日 11:00〜20:00 |
駐車場 | 専用駐車場なし |
備考 | HP▶︎ Instagram▶︎ |
東京都出身のWEB編集者。書店徘徊・登山・ランニングが趣味。ランニングで鍛えた持ち前の健脚で日本各地の書店と山を巡っている。
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