名スポットは迂回した先に。

【ぶらり書店巡り#6】つまづく本屋 ホゥル(埼玉県川越市 / 霞ヶ関駅)

mibunka受付

タブレットの台頭により、ペーパーレスの動きが盛んになってきた。

しかし、「本を手に取り読書する」という、利便性だけでは測れない魅力も確かに存在する。

#ぶらり書店巡り」ではおすすめの本屋さんと、紙の本を探す楽しさを紹介する。

 

つまずく本屋 ホォル

埼玉県の川越と言えば「時の鐘」や「蔵造りの町並み」で有名な小江戸川越一番街を思い浮かべる人が多いだろう。しかし近年、その中心地から一駅離れた、埼玉県霞ヶ関に位置する「角栄商店街」という昭和の面影のこる脱力系商店街が注目され始めている。

高度経済成長期に一斉開発され、 50年を経た今でも昭和の面影が残っている。 テナントが入っては抜けてを繰り返し、シャッター街になりそうでならない絶妙なオンド感を保ったまま、アーケード全体で新陳代謝をし続けている。

角栄商店街

角栄商店街

そんな商店街の奥の方にある「mibunka|みぶんか」の中にある「つまずく本屋 ホォル」。

一見お洒落な古本屋のようにも見えるが、知れば知るほど謎が深まる異様な場所だ。

mibunka受付

mibunka受付

ここは運営者が自ら改装、運営している拠点である。古本もあれば新刊もあり、本棚の貸し出しも行っている。頼めばコーヒーも飲めるし、二階に上がるとコワーキングスペースまである。時には音楽イベントが開催されたり、もはやこの場所を一言で表すのは不可能だ。

そして受付のスタッフに困りごとの相談すると、色んな手助けをしてもらえるらしい。庭の手入れや、買い物代行、通院の付き添いなど、高齢化の進んだこのエリアでは毎日依頼が絶えないのだとか。

貸し本棚

まちの誰かが運営している貸し本棚

店主により洗練された本が並び、貸し本棚などの面白いアイデアも取り入れられている。

mibunka受付

mibunka受付

二階の共有スペース

二階の共有スペース

一息席

コーヒーが飲める一息席

階段越しの劇的な本棚

階段越しの劇的な本棚

施設詳細

店舗名 mibunka(みぶんか)
住所 埼玉県川越市霞ケ関北4丁目22−13
アクセス
営業時間 13:00〜18:00
定休日:火曜・金曜
※営業日についてはInstagramをご確認ください
駐車場
備考 mibunka(みぶんか)HP▶︎
mibunka(みぶんか)Instagram▶︎
合同会社オンド HP▶︎

 

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