名スポットは迂回した先に。

【おはよう純喫茶#18】喫茶 チロル(京都府京都市/ 地下鉄 二条城前駅)

レトロな空間、ノスタルジックな喫茶体験ができる純喫茶を紹介する「おはよう純喫茶」。

タバコが吸えるお店や、モーニングセットの情報なども掲載。

本記事を読みながら趣のある朝を想像し、近くを通る際にはそんな趣のある朝を再現してみてはいかが?

 

喫茶 チロル

なんだかおもちゃ箱みたいなお店だ。赤と黒のストライプのファサードに人形の顔をもじった「チロル」の看板。外壁に並べて貼られた木の板が箱を連想させるし、レンガはだんだん積み木に見えてくる。

レトロでもあり可愛くもある個性的な外観 photo by よだ なお

大政奉還が行われた二条城のすぐそばのお店だから、観光ついでの寄り道には嬉しい。京都の街歩きは行きたい場所がとにかく多いから、朝から開いている雰囲気のいい純喫茶は大歓迎だ。

木の温もりを感じる店内はつい長居をしたくなる photo by よだ なお

ダークブラウンを基調としたこぢんまりとした店内は1人席も多い。格子窓やドアから京都の朝の光がたっぷり入って目を細める。

木製の柱や照明の飾り彫りにこだわりを感じる photo by よだ なお

木製家具はどこかヨーロッパの山小屋のような雰囲気も感じさせる。よく見ると柱や照明の木には細工がしてあって、さりげないところまでおしゃれに抜かりがない。

人気のカレーをモーニングのバタートーストに添えて photo by よだ なお

この店のモーニングは朝からしっかり食べられるのが特徴。早い時間から名物のカレーやオムライスも注文できるから、ブランチにもいい。朝からそんなに食べられないけど、ほろほろ牛肉のカレーも捨てがたいなら、「カレートースト」がおすすめ。「欲しいものを少しずつ」が嬉しい。

カレーの後はなぜかコーヒーが飲みたくなる photo by よだ なお

牛肉の旨みが溶け込んだリッチなカレーと合わせるは苦味しっかりのコーヒー。トロリと舌を撫でる後味が心地よい。

隣の席にダンディな男性が座った。注文する気配もなく新聞を広げているが、しばらくしたら店員さんが「今日もありがとうざいます」とコーヒーとシュガーポットを置いていった。ここは京都の観光名所のすぐそばなのに地元民にも偏愛される店というわけか。なるほど、リピート確定だ。

施設詳細

喫茶名 喫茶 チロル
住所 京都府京都市中京区門前町539-3
アクセス 二条城前駅下車 徒歩約5分
営業時間 8:00~16:00
日曜・祝日定休
駐車場 なし(近隣にコインパーキング有)
備考 公式HP

 

案内人

よだ なお

郷土料理(ふるさとごはん)コーディネーター」として、いつものごはんやおやつに日本各地の郷土料理を作って暮らしています。旅という名の、郷土料理&ご当地グルメ調査に出かけるのがライフワーク。調査と試作を経た郷土料理のレシピを、エッセイとともにInstagramで発信中です。本を出すのが夢。

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