タブレットの台頭により、ペーパーレスの動きが盛んになってきた。しかし、「本を手に取り読書する」という、利便性だけでは測れない魅力も確かに存在する。
本記事では本屋さんに赴き、紙の本を探す楽しさを、具体的な休日の過ごし方とともに、無類の書店好きのいぶさんに紹介してもらった。
福岡県うきは市、筑後吉井駅徒歩10分の場所ある本屋とカフェ、MINOU BOOKS(ミノウブックス)。衣食住といった生活周りの本からアートブックまで、「暮らしの本屋」をテーマにいつもの日常に彩りを加えるような本が取り揃えられている。
いぶさんは「うきはに行くなら絶対に訪れるべき本屋さん」と太鼓判を押す。淡いブルーのガラス戸をガラガラと開けると、本屋さんにもかかわらず焼き菓子の甘い香りが。しあわせな香りに包まれながら本棚を練り歩き、表紙を眺める…想像しただけでも幸せな情景が浮かんで来る。
うきは市は歴史ある街並みが特徴的な街だ。1996年に国の重要伝統的建造物群地区にも選定された。白壁の外壁の和菓子屋や雑貨屋などが並び、のんびり散策するのにおすすめのエリアだ。
いぶおすすめの書店巡りルート
うきはの白壁の街並みを歩いて楽しむ(鏡田屋敷などに立ち寄る)→MINOU BOOKSにてゆっくり本を選び、小旅行の余韻に浸りながらコーヒーを飲んで一息
施設詳細
店舗名 | PEOPLE BOOK STORE |
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住所 | 福岡県うきは市吉井町1137 |
アクセス | つくば駅から車で5分 |
営業時間 | 11:00〜19:00(LO18:00) 定休日:火曜・金曜 |
駐車場 | ━ |
備考 | HP▶︎ |
いぶ
福岡出身。現在は東京と宮崎、そして自作軽トラハウス“縁側トラック”の三拠点生活を送る空間デザイナー。休日には本屋巡りや建築探訪、カメラ、縁側ハウスでの小旅行などをおこない、丁寧な暮らしを体現している。
▼前回の「#ぶらり書店巡り」