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長時間のフライトと、脚のむくみ
飛行機に乗っていると脚がむくんでしまう経験がある人は多いのではないか。これは、座った姿勢で足を低い位置に保ち続けていることで脚の方に体内の水分が溜まり、脚がむくんでしまう。飛行機内では特に足の動きが少なく、加えて気圧の低いことも要因となる。
そこで、飛行機を降りたりトランジットのタイミングで血行促進・足のむくみを解消できる足湯に入ると、とても気持ちが良く健康に良い。さらに旅の思い出にもなる。
本記事では足湯付きの空港を紹介する。
該当空港をご利用の際はぜひ活用し、より良い空の旅を送っていただければと願う。
鹿児島空港の一階全面通路出入口横にある「天然温泉足湯 おやっとさぁ」では、良質な天然温泉に浸かりながら足湯を楽しむことができる。日本の空港で初めて天然温泉を使用した足湯で、料金は無料。
「おやっとさぁ」は鹿児島弁で「お疲れさま」「ご苦労さま」という意味だ。
屋根や柱などの木部分は鹿児島県産材を使用しており、湯も空間もあたたかみのあるスペースになっている。また、車いすの方もそのまま利用できるようにスロープや手すりも設置されている。
タオルなどを持っておらずとも、すぐ横にある自動販売機で買い求めることができる。また、一階観光総合案内所ではオリジナルタオルを200円で販売しているため、旅の思い出品としてもおすすめ。
鹿児島弁についてや観光情報も知ることができるため、ほっと一息つきながら観光の下準備もしてみてはいかが?
アクセス | 国内線ターミナルビル1階前面通路 3番玄関横 |
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営業時間 | 9:00-19:30 |
料金 | 無料 |
備考 | HPはコチラ |
日本一の「おんせん県」、大分空港にある足湯は、別府温泉源泉のかけ流し。
浴槽には大分県産ヒノキを使用しており本格的。380円で足拭き用のタオルを販売しており、手ぶらで行ってほっこり休憩ができる。大分空港の手ぬぐいはここだけの限定販売だ。
足湯エリアの壁には別府の湯けむりが立ち上がる夜景が描かれており、記念撮影も楽しめる。
アクセス | 国内線の1階到着ロビー |
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営業時間 | 9:30-18:00 |
料金 | 無料 |
備考 | HPはコチラ |
北九州空港にある足湯は、3階の開放感あふれる展望デッキにあり、広大な景色と飛行機を見ながら楽しめる。料金は大人100円、子供50円。
一度に約20人まで利用できるため、グループでの利用も混雑せず開放的。窓からみえる連絡橋の景色を眺めながら、旅の予定を立てるのにぴったりだ。
※現在は新型コロナウイルス感染症の拡大により休業中(2024年2月現在)
アクセス | 3F南側展望デッキ |
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営業時間 | 08:30~17:30 ※臨時休業中 |
料金 | 大人100円、小人50円 |
備考 | HPはコチラ |
1.着圧ソックス(amazonでみる)
飛行機に持ち込んでよかったアイテムのひとつに着圧ソックスがある。履くだけでむくみが抑えられる優れものだ。
男性用も展開されており、長期間や頻繁なフライトの予定がある人にはぴったり。
2.持ち運びスリッパ(amazonでみる)
飛行機内は22〜26℃前後に調整されており、また飛行時間が長いと機内温度・湿度は低下する。湿度は20%以下まで低下することもある。さらに、体をほとんど動かさないため体温は下がりやすく、足先を温めるためにも持ち運びスリッパがあると快適だ。
また、旅先・出張先の宿泊地で足元が寒い際にも活用する。
シンプルでフォーマル、さらに袋付きのコンパクトな持ち運びスリッパをひとつ持っておくと、どのような場面でも足元に困らず済むため、一つは持っておきたい。
3.携帯用フットレスト(amazonでみる)
足自体を高く保つことができる、空気で膨らませる携帯用フットレスト。高さも調整でき、また膝上に置けば抱え枕としても使用できる優れものだ。
飛行機だけでなく車や、家でPC作業中にも活用できる。
航空会社によってはさまざまな理由から使用を禁止している場合があるため、事前に確認しておこう。
観光に出る前にコンディションを整えるため
トランジットの時間にほっと一息つくため
観光や出張から帰る際にフライトのための英気を養うため
空港にある温泉を利用して、より良い空の旅を。
旅の途中にサウナで疲れを取れるスポットはこちら↓