ドライブ旅の途中に20分だけ寄り道をするのにぴったりスポットを紹介。
短時間だけ車を降り、休憩がてら、ノビをしながら歩いて楽しめるスポットを、たいき〜の実体験をもとに紹介していく。
わざわざ行くのもよいが、目的地までの中継場所として活用するのも良いだろう。
1.安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄(Googleマップでみる)
美唄市にある安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は「今を生きる全ての人が、無心に、自由に、思い思いの時間を過ごすための芸術広場(HPより引用)」であり、かつて炭鉱都市であった美唄市の小学校校舎や体育館を改修し、周辺の森林などを含み約3万㎡を再生させ、1992年にオープンした野外彫刻公園。
美唄市と美唄市出身の彫刻家・安田侃によってつくられ、今もなお創りつづけている。
小学校跡の木造校舎につくられたギャラリー、旧体育館につくられたアートスペース、そして広大な野外彫刻広場があり、なんと入場料は無料。
散歩しながら、大自然とアートを一緒に楽しめるスポットだ。
2.モエレ沼公園(Googleマップでみる)
モエレ沼公園は、札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという「環状グリーンベルト構想」における拠点公園として計画された、面積約188.8ヘクタール(東京ドーム約40個分)の総合公園である。
彫刻家のイサム・ノグチが基本設計を手がけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに造成が進められた。
ガラスのピラミッドも、どうみても山にしか見えない「モエレ山」も、ダイナミックな「海の噴水」も、その全てが「大地を彫刻してつくった広大な作品」であるということを、自らの足で歩き体感することができる、唯一無二の場所だ。
「海の噴水」は40分・15分のプログラムに沿って形を変えて水を噴出する。筆者はとても魅了されあっという間に終わった後に、これが「水の彫刻」と呼ぶべきものであると思うことができた。
全てを周り切ろうと思うと何時間でも楽しめる、散策にぴったりのスポットだ。
3.わたろて橋(Googleマップでみる)
新潟県柏崎市は山の中、道の駅 じょんのびの里・高柳のとなりにある「わたろて橋」。
吊り橋という、上部に張られた綱やケーブルで橋床を吊り下げて支える形式の橋であり、渡る際の振動や風などで揺れ、スリリングな体験ができる。
「吊り橋効果」という言葉もあるように、気になる人と一緒に絶景を楽しみながらスリル満点の吊り橋を渡ってみるのも一興。
クリスマスにはイルミネーションがされるなど、行く時期によっての楽しみ方も豊富だ。
4.山中湖交流プラザ きらら(Googleマップでみる)
山梨県南都留郡山中湖村、山中湖のほとりにある山中湖交流プラザ きらら。湖畔にある大きな施設であり、湖と自然に囲まれた気持ちの良い散歩道がある。晴れの日は湖の向こうに壮大な富士山を拝むことができるスポットだ。
単調な道が続くのではなく、大きな道、木に囲まれた飛び石、湖畔沿い、そして清水のせせらぎの音を聞きながら歩ける「水のプロムナード」など、景色が切り替わり続けるため歩いていて飽きないし楽しみが多い。
また、野生生物を見れたり、山中湖の水を組み上げるポンプを見つけたり、湖でサップを楽しむ人を見れたりと、見どころも多い。
夏でも比較的涼しいため、涼みながら自然を楽しめるスポットだ。
5.神の道(Googleマップでみる)
静岡県静岡市清水区、三保松原の近くにある、通称「神の道」の樹齢200~400年といわれる松並木が続く約500mの道だ。
この道は静かで、厳かな雰囲気を感じることができ、ゆっくりと心を洗われながら歩くのも風情がある。
夜にはライトアップされ、また違った顔を見せるため、どんな時間にいってもその時だけの楽しみ方を見つけることができる。
車の旅に欠かせない休憩時間。
道の駅やコンビニも便利で良いが、せっかくなら散策を楽しめるスポットに寄って、休憩の時間に観光体験を兼ねてみてはいかが?
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軽トラハウスに住み、旅暮らし(旅のような暮らし/暮らしのような旅)を送る。季節の移り変わりや、デザインの仕事、趣味に合わせて移動しつつ、全国各地のスポットを発掘する。自身がモバイルハウスに住むことから、車中泊MAPの作成に力を入れている。
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