
2024-12-01
茅野市にある3つの「フジモリ茶室」のひとつである「空飛ぶ泥舟」は、茅野出身の建築家、藤森照信氏が設計した空に浮かぶ茶室である。
4本のワイヤーで吊り下げられ、地上約3.5mに浮かんでおり、黄土色の土壁と銅板葺きの屋根、丸みを帯びたフォルムが特徴的。サイズは長さ2.7m、幅1.8m、高さ2m、重さ600kgであり、底部に2本のワイヤーが通されており、両脇の支柱からハンモックのように吊られている。
2010年に茅野市民館主催のワークショップで製作され、2011年に今の場所に移設された。
※個人所有のため、ツアーやイベント等を除いて建物内部への立ち入りは禁止。
建築情報
建築名 | 空飛ぶ泥舟 |
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設計者 | 藤森照信 |
竣工年 | 2011年 |
住所 | 長野県茅野市宮川389-1 |
利用時間 | ─ |
HP | 茅野観光ナビ |
設計者
藤森照信
1946年長野県生まれの建築史家、建築家。日本近代建築史研究の第一人者であり、90年代に入って自ら建築設計を手がけるようになった。木、土、石などの自然素材と質感、触感を重視した建築作品は、「初めて見るのに懐かしい」という感覚を呼び起こさせる。
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