名スポットとは地元の人が何度も訪れたくなる場所だ。
ネットで検索しても中々出てこなければ、名前さえない名スポットもある。そんな名スポットを自力で見つけるには、やはり地元の人に聞くしかない。
本記事では、茨城県南部で30年ほど生活をしている本サイト管理人の古渡大が作成した「茨城県南部の名スポットMAP」の中から茨城の自然を満喫できるイチオシの名スポットを3箇所ほど紹介する。
1.小目沼橋(Googleマップでみる)
小目沼橋は、手すりのない木造の沈下橋である。歩きや自転車でないと通れない程の幅しかなく、小貝川に足を突き出すようにして橋に座ることができる開放感と、ちょっとしたスリル味わえる名スポットだ。冬になると砂浜が出てきて、橋から飛び降りて遊ぶ子供もいる。私の小さい頃の散歩道ルートであり、30年間定期的に通ってきた思い入れのある場所である。
2.鳥のみち(Googleマップでみる)
守谷市の守谷野鳥の森にある、野鳥のさえずりが聞こえる湿地帯の木道。なぜか観光地化しておらず、いつも人が少ない。湿地コースや林間コースなど、いくつかコースがあり、木道の全長は4kmにもなる。ちょっとした運動に最適な散歩道だ。
3.田園風景に沈む夕日(Googleマップでみる)
茨城県南部は田園風景が一面に広がる開けた場所が多い。その中でも広い空の下で田園風景のど真ん中に夕日が落ちていくイチ押しスポットがここだ。写真のように5月の田植え直後は夕日が水面に反射して、ウユニ塩湖のような景色が望める。近くに古民家カフェFURUがあり、そこの広い駐車場に車を止めて、ゆっくりと眺めてみて欲しい。
日帰り旅行は意外に疲れるもの。
都心から車で1時間ほどで行ける茨城県南で時の休息を。
鉄工職人として鉄を使った家具・照明・雑貨等を扱う鉄工ブランド 十てつ(トテツ)を運営している。土着的なものに興味があり、「風土」「建築」「工芸」などの地域に根差した分野のスポットを中心に発掘する。地元民おすすめMAPの作成に力を入れている。
twitter:@totetsu-iron