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【建築MAP】戦後モダニズムの旗手、前川國男の建築一覧

前川 國男

前川國男は1905年生まれ、日本のモダニズム建築の先駆者として知られる建築家。フランスでル・コルビュジエに師事し、その影響を受けた機能的でシンプルなデザインが特徴。代表作には、東京都美術館や東京文化会館、国立西洋美術館がある。彼の作品は、日本の近代建築に大きな影響を与えた。

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前川國男の建築

前川國男邸

日本を代表する建築家、前川國男(1905〜1986)。モダニズム建築時代を牽引した彼が1942年に設計した自邸「前川國男邸」は、竣工から80年以上経った今もなお、語り継がれる不朽の名作として有名です。

前川國男邸は1996年に東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」に移築され、自由に見学ができるようになりました。建築業界の人は言うまでもなく、マイホームの新築を考えている方や、建築やインテリアに興味がある方も、一度は見ておきたい代表的な名作住宅です。

外観は大きなひとつ屋根と、前庭に面する大きな窓が特徴的です。

中に入ると窓側は吹き抜け空間となっており、コンパクトな家でありながら、開放的な内部空間を感じられます。

前川國男邸
photo by Wikimedia Commons

心地よい家とは、贅沢な空間とは何か。良質空間の原点を今一度、確かめに行きましょう。

文:古渡大

施設詳細

建築名前川國男邸
設計者前川國男
竣工年一般 400円
見学料金1942年
住所東京都小金井市桜町3丁目7
利用時間9:30~16:30(月曜定休)
駐車場専用駐車場なし(小金井公園の有料駐車場)

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